[ひとりごと(1998.7.25)]

暑さのプリンタダウン事件

 暑い日が続く。電気代を気にしつつエアコンがんがんで仕事をしているが、最近プリンタの調子がおかしくなった。
 アクセス時間が異常に長くなり、A4判1ページのそう重くもないデータが待てど暮らせどプリントされない。そうかと思えば「プリンタが見つかりません」とか、「トラブルでプリントできませんでした」などとエラーメッセージが出たりする。プリントを待つ間はMacの方にずいぶん負荷がかかるようで、これまた極端に動作が遅くなり、イライラすることこの上ないのだ。

 様子を見ていると、朝一番だとプリントできるが、数枚プリントすると以後がなかなか出てこなかったりする。しばらくプリンタの電源を切って、ちょっと冷ましてから再び起動するとプリントできるということもあった。最近は特別変わったこともしていないから、ひょっとしたらこれは暑さのせいかとアタリをつけた。
 それで、エアコンの設定温度を下げてみたり、プリントのたびにプリンタを再起動するなどして、だましだまし使っていた。それにしても4年も使い続けているプリンタで、こんなことは初めてだ。

 昨日になってふと気がついた。実は先日、別のトラブルでプリンタのカバーを開けたとき、冷却用(実際は中の熱を換気している)のファンのフィルタにホコリがたまって目詰まりしていたのを思い出したのだ。これだ!
 ファンの吹き出し口に手を当ててみると、あまり風がこない。カバーを開けてファンまわりを確認したら、さすがに4年間のホコリだ。これではファンが効かないのも納得できるというほどビッシリ詰まっていた。さっそく掃除機で吸い取った。ファンそのものにもかなりついていたが、どうやらフィルターと一体ではずせなかったが、まあいい。

 さてカバーをつけてプリンタを起動する。ファンの吹き出し口からしっかり風が出ていることを確認。しばらくしてからプリンタをさわった感触も、前より明らかに温度が下がっている。さっそくプリントをしてみた。どうやら問題ない。掃除する前には30分もかかったプリントも5分で出た。よかった!

 結局メンテナンス不足が最大の原因で、そのために暑さに対応できなくなって過熱していたのだった。ちなみにわがプリンタはQMS860。QMSといっても中身はキヤノンのようだ。
 暑さ厳しい折り、みなさん、プリンタのファンはしっかりメンテナンスしておこう。

 と、ここまで書いてアップしたのが25日の未明、ようするに夜中のことだ。一夜明けてその昼、さてプリントしようと思ったら、なんてこった、また元の黙阿弥だ。どうなってんだ、いったい。ファンの掃除は結局、プリンタ再起動のための適当な間を作っただけだったのか?
 というわけで、この顛末はまた後日。誰か、こんな経験ありますか?

(記/1998.7.25)


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