更新履歴CGI 汎用操作マニュアル

(えでぃっとはうす、2004.2.8作成、2006.3.6更新2006.3.12更新1更新2

 更新履歴用CGIスクリプト「Smart Renewal History」は、書き込んだ内容をトップページに指定件数表示する(SSI表示)とともに、一覧ページでも表示することができます。
 初期設定は、トップページの表示が5件、一覧ページでの表示は1ページに10件です。ファイル全体では、200件の情報まで保存します。
 以下の解説のサンプルの画面はMacintosh環境です。ボタンの形などに違いがありますが、Win環境でも動作は基本的に同じです。

【SSI】簡単に言えば、CGIはサーバに置いた簡易プログラムを利用してHTMLファイルを書き出して表示します。SSIは、CGIで作成したデータをHTMLファイル内の指定した位置に読み込んで表示します。

新規書き込み
リンクを含む新規書き込み
簡易タグエディタ
訂正と削除
環境設定



【新規書き込み(リンクなし)】

  1. 書き込むべき内容は、あらかじめ「メモ帳」やワープロソフトで作成しておきます。ウインドウサイズを調整して、ホームページのブラウザとメモ帳を同時に表示しておくと便利です。
  2. 一覧ページ右下の「管理ページ」をクリックします。一覧ページへのアクセス方法はサイトによって違います。設置時にお知らせします。
サンプル
  1. 開いたページでパスワードを入力し、「認証」をクリックします。パスワードは別途お知らせします。
サンプル
  1. パスワードが認証されると、書き込みフォームのページが表示されます。すでに書き込んである内容が一覧表示されています。その下の「履歴の内容」欄が新規書き込み用フォームです。
    1. 書き込むテキストをメモ帳からコピーし、「履歴の内容」欄に貼り付けます。このとき、テキストの一番最後に改行が加わらないように注意してください。トップページではテキストの末尾に、上の「書込日時」欄の日付がカッコ付きで加わりますが、一番最後に改行があるとこの表示がずれてしまいます。
    2. 「メニュー」欄が「追加」になっていることを確認します。
    3. 「実行」ボタンを押します。
サンプル
  1. 正常に書き込まれると、書き込んだ内容がリストの一番上に追加されます。これで完了です。「HOME」リンクボタンをおしてトップに戻ります。


新規書き込み(リンクあり)

 更新情報には、告知したページにすぐにアクセスできるリンクがあると便利です。これには「HTMLタグ」を使いますが、簡易タグエディタを使って、比較的簡単にリンクを設置できます。

  1. 使用するタグは「A」というリンクタグだけです。
    タグは「<」から「>」までのグリーンの文字の部分です。開始タグと終了タグが対になっており、「/」がついている方が終了タグです。大文字と小文字は区別されません。開始タグと終了タグでテキストを挟むことで、下の例では「テキスト」という文字がリンクボタンになります。
<A HREF="リンク先URL">テキスト</A>
  1. 簡易タグエディタの「URL挿入」をクリックすると、履歴の内容欄の文末にタグが挿入されます。「URL」をリンク先のURLに、「Link」をリンクボタンにしたいテキストに変更します。
サンプル
  1. 下が変更したサンプルです。タグに挟まれた部分だけがリンクボタンになりますので、</a>のあとにテキストを続けてもまったく問題ありません。
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  1. その後の手順はリンクなしの場合と同じです。正常に書き込みができると、下のようにリンクボタンになって表示されます。
サンプル
  1. リンク先のURLを調べるには、そのページをブラウザで表示すると簡単です。アドレス欄のURLをコピーし、タグの「URL」部分に貼り付けると、ミスタイプをする心配がありません。
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フレームを使ったページの場合、そのままではフレームの中のページのURLがわかりませんが、次の方法で知ることができます。
Win……そのフレーム中で右クリックしてプロパティを表示する。
Mac……そのフレーム中でコントロール+クリックし「新しいウインドウでフレームを開く」を選ぶ。
  1. リンク先のページを新しいウインドウで表示したり、フレームを使ったページで指定のフレームに表示する場合、「TARGET」属性を使います。
    特にフレームの場合、外部のリンクがフレーム内に表示されてしまうケースがよくありますが、これは「TARGET」属性を指定していないのが原因です。
    以下のサンプルの赤字部分をそのままコピーしてご使用ください。
新規ウインドウを開いて表示……<A HREF="リンク先URL" TARGET="new">テキスト</A>
フレームを抜けて親ウインドウに表示……<A HREF="リンク先URL" TARGET="_top">テキスト</A>
別のフレームに表示……<A HREF="リンク先URL" TARGET="フレーム名">テキスト</A>


簡易タグエディタ

改造版ではリンク以外に、次のようにイメージ、太字、カラーの簡易タグを追加してあります。「カラーコード」をクリックすると、コード一覧のページを別ウインドウで表示します。

サンプル
  1. イメージタグ
    • 下サンプルの、赤アミ部分を変更します。
    • ファイル名はもちろん相対指定でもかまいませんが、URLで指定するのが無難です。サイズは幅だけの指定ですので、高さは成り行きになります。高さを指定する時は「height="〇〇"」を追加します。
サンプル
  1. 太字
    • 赤アミ部分が太字になります。任意のテキストに変更します。
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  1. カラー
    • 簡易タグには赤、緑、青のボタンがありますが、どれでも同じです。カラーコード部分を任意のコードに変更して、任意の色を指定できます。カラー表示されるテキストを任意のものに変更します。
サンプル


訂正と削除

実はこのスクリプトは、訂正の処理があまりスマートではありません。訂正は次のようにします。(改造版で呼び出しメニュー追加

  1. 変更したい欄のチェックボックスをチェックした上で、その欄のテキストをコピーし「履歴の内容」欄に貼り付けます。
  2. 「履歴の内容」欄で任意の変更を施します。「メモ帳」などで変更テキストを作成して貼り付けてもOKです。
    ただしリンクがある場合、上の一覧からコピーしてもリンクタグまではコピーされませんので、リンク部分のみやり直します。簡易タグエディタを使った場合、タグは文末に挿入されますので注意してください。
  3. メニュー欄を「選択した履歴の変更」にします。
  4. 表示日付も変更したい時は「書込日時」右端のチェックボックスをチェックし、任意の日付に変更します。時刻は表には表示しない設定ですので、変更は日付だけでOKです(管理ページでの混乱を避けるために曜日も変更しておくのが無難かも)。
  5. 「実行」ボタンを押します。
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  1. 正常に変更されると、下のような画面になります。テキストが変更されていることを確認します。
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  1. 改造版で次のような「呼び出し」メニューを追加しました。記事(履歴)を選択し、このメニューを選んで「実行」ボタンを押すと、その内容データを、書き込んだHTMLタグも含めて「内容欄」に呼び出します。訂正や流用が楽になります。
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削除は次のようにします。

  1. 削除したい欄のチェックボックスをチェックします。
  2. メニュー欄を「選択した履歴の削除」にします。
  3. 「実行」ボタンを押します。
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  1. 正常に変更されると、下のような画面になります。テキストが削除されていることを確認します。
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環境設定

改造版ではパスワードや表示を制御できるよう、環境設定ページをつけてあります。

  1. 環境設定ボタンを押すと、環境設定ページが新規ウインドウで開きます。
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  1. 設定項目は下のサンプルの通りです。
    HOME URLは、編集ページからの戻り先の指定です。
    記事保存数を超えた記事は、古い順に削除されます。
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