2001年3月8日(木) 天気 : くもり 一時 雪

利き酒

以前も書いたことのある「百歳まで美酒を」の著者と、一杯をごいしょする機会に恵まれた。
出版社の編集者といっしょに訪ねたそこは高槻市の駅前にある居酒屋で、常に350種の地酒を置いているという驚くべき店だった。

その店で、著者氏の提案により利き酒をすることになった。
出てきたのは、1〜5の番号がつけられた5種類の酒。まずこれを飲んでから、次にイ〜ホとラベルがついた酒を飲む。そしてどれが同じ酒か、この両者を結びつけるというわけ。

ところがあーた、これがなかなか難しいんだ。最初に1〜5を飲んだら、うんこれはちょいと水っぽいとか、これは濃いとか、これは辛口だとかはなんとなくわかるけど、次にイ〜ホを飲んだら、どれが1なのか2なのか、結びつけるのは至難の業。
結局僕は、見事に全部外れだった。かすりもしなかった。そして、その著者氏も同じく見事に全部外れ。
ところが、いっしょに行った編集者氏は3つも合っていた。
店主氏によれば、一つ合えば大したものだというから、その編集者氏、恐るべし。

利き酒のやり方はごく簡単なもの。数種類のお酒をそれぞれ二つのビンに分けて、それぞれに番号と記号だけをつけておけばよい。飲み比べて、どれとどれが同じかを当てるという、ごく単純なゲームなのだ。
ちょっとした賞品を用意して、パーティなどでやってみるのも面白いかもしれない。