2001年5月6日(日) 天気 : くもり

林道

連休は、2日の夕方から4日まで帰省していた。
その帰り、車で丹後半島の碇高原にでかけた。牧場近くのステーキハウスが旨いと聞いたので、食べて帰ることにしたのだ。連休だけにさすがに客が多かった。待つこと30分ほどでステーキにありついた。うまかった。

山の北側、丹後町から上がったが、そこから丹後縦貫林道なる道を通って岩滝に降りるコースを試してみることにした。もちろん初めて走る。
途中までは2車線のきれいな道路だったが、突然1車線の細い道になった。名称から勝手に観光道路的イメージを持っていたが、この時点で微塵に砕け散った。まさしく林道だったのだ。

舗装はしてあるが、そこここに崖崩れの岩が転がったりしているし、雪で倒れたであろう樹木がそのままになっていたりする荒れた道だった。ところどころ山の陰には、雪が残っていて、子どもたちがビックリしていた。
かなり不安になったが、反対側から来る車もあったし、少なくない人たちが山菜採りなどしていたから、行き止まりということはないだろうと、どんどん進んだ。

眼下に伊根湾や天の橋立、阿蘇海などが見える。それはそれでいいのだが、山地の尾根沿いのような道は曲がりくねってかなり疲れる。ようやく麓の国道にたどり着いた時は、天から舞い降りてきたような気分だった。

そういえば丹後半島には、羽衣伝説がある。