2001年5月29日(火) 天気 : 晴れ

IPアドレス争い

僕のところのインターネット環境はCATVで、DHCPサーバで割り振られるIPアドレスが二つという契約だから、いわば2回線である。よって、同時に2台のパソコンをインターネットにつなぐことができる。

契約上ルータの設置は認められていないが、MacにはTCP/IPオプションで「必要な時にのみロード」という設定がある。これは実にありがたくて、3台あるMacのどのマシンからでも、交互であればアクセスが可能になる。
つまり「同時に」アクセスするのは2台だけれども、アクセスできる条件はすべてのマシンに与えることができるわけだ。これはたぶん、契約条件的にも問題ないはずだし、一人の事務所では十分だ。
なので1本は10分毎にメールサーバにアクセスし、残りの1本は仕事の必要に応じてアクセスする使い方をしている。

ところがWindowsだと、どうやら起動するとIPアドレスを独占してしまって離さない。もちろん、ネットにアクセスする用事がなくても同じだ。なので、Windowsを起動するのは必要最低限にしている。
考えてみれば、IPアドレスはそのマシンを特定するためのいわば住所のようなものだから、あっちやこっちのマシンに同じIPアドレスが順繰りに入れ替わるより、固定されるのが正しいのかもしれない。
でも僕は、Macのこの融通のきかせ方が好きだ。できればWindowsもこういう環境で使いたい。

で、このごろのイライラの種は、先日やってきたNECのWinノートで、下の娘がネットにアクセスするようになったこと。
同じLANにつながっているので特に夜、Web制作の作業などをしていてネットにアクセスしようとすると拒否される。Macがアクセスしていない間に、娘がWindowsを立ち上げてIPアドレスを横取りしていくのだ(むろん、娘にそういう認識はまったくないが)。

かくしてうちでは、チャンネル争いならぬIPアドレス争いが繰り広げられている。解決するには契約をもう1本増やすしかないようなのだが……。あ、また「接続を拒否されました」のメッセージだ。ったく、Windowsなんかキライや!