2001年7月25日(水) 天気 : 晴れ

「pif」の添付ファイル

夕方の5時半頃、タイトルが文字化けしたメールが届いた。差出人名も文字化けしていたが、アドレスは読めた。知らない人だった。

メールに本文はなく、テキストファイルが一つと「.XLS.pif」という拡張子がついたファイルが添付されていた。
ファイル添付の形で広がるウイルスやワームがあるというから当然、それではないかと疑う。ほとんどがWindowsで動くものだから、Macでメールを受けている僕の場合は影響が少ないが、気にはなる。

テキストファイルを開いてみると英文だった。なにやら、アドバイスがほしくてファイルを送るとか何とか書いてある。
Windowsに送ってもう一つのファイルを開いてみようかという衝動にかられたが、その前にネットで情報検索をしてみることにした。
「pif」で検索したらたくさんヒットした。やはり、どうやらワームらしい。似たようなものがいくつかあるようだ。
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/p/pif.fable.worm.html
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/w/w32.badtrans.13312@mm.html
こうなると、触らぬ神に祟りなしだ。ゴミ箱行きとなった。

こうした場合、ワームが勝手に添付メールを送るので、送信者は感染に気づいていない場合もあるという。
が、全く知らない相手なので通知しようかどうか迷いつつ、エイッと削除してしまったので、実はもう連絡するすべがない。
たくさん送られるようだから、きっと誰かから何がしかの連絡が入っているとは思うが、ちょっと後悔している。

(7/28)
その後情報をいただいた。添付されていたファイル名から考えても、どうやら次に記載されているものとピタリのようだ。
http://www.zdnet.co.jp/news/0107/25/sircam2.html