2001年8月27日(月) 天気 : 晴れ

まゆコロコロ健康法

機会があって25〜26日、知り合い数人と丹後に出かけた(といってもほとんど田舎に帰るのと同じだが)。宮津のある出版社で社長さんの話を聞く。ひととおり出版の話の後、話題は「まゆコロコロ健康法」なるものへ。するとこの社長さん、こっちの話の方が熱が入る。

「私、このごろ腰痛で」
「ちょっと試してみますか。じゃあまず、まゆ風呂に入ってください」
行くと、浴槽はまゆで埋め尽くされていた。
「服を着たままでいいんですか?」
「ええ、ここで10分ね」
まゆの中に横たわる。どういう仕組みか知らないが、体がポカポカしてきて、少しウトウトしそうになった頃「もういいですよ」と呼ばれ、今度は布団(たぶんまゆ布団にまゆ枕)に横になって、社長さん自らマッサージ。

「左の足が短いですね」
などと言われながら、まゆで腰や足のマッサージを受ける。
「足がちゃんと曲がらないですね。正座できないでしょ」
マッサージを続けると、柔らかくなる。
「ほら、かかとがお尻につくようになったでしょ」

むろん僕は半信半疑。むしろ効かないでしょ、と疑ってかかっている。
が、マッサージが終わってみると、ん? 腰が少し楽だ。まったく痛みがなくなったわけではないが、痛みの質が変わったというか、軽くなったような感じ。

よくわからないが、体を温めてリラックスした状態でツボをマッサージするというのは、まゆでなくても理に適っているような気はする。だからなぜまゆか、ということになると、やっぱりまだよくわからない。

京都に帰ってきて翌日の朝、やっぱり腰が少し痛かった。なんだ効かへんやんか、と思ったが、教えられた体操をして腰にまゆをあてて休んでいたら、少し楽になった。
そんなわけでこの「まゆコロコロ健康法」、しばらく試してみようかと思い、おみやげにいただいた「コロコロまゆ」であちこちコロコロしているところだ。

なお、この「まゆコロコロ健康法」について詳しくはこちら