2002年9月1日(日) 天気 : 晴れ

閉まらないドア

「ドアクローザ」なる装置によって勝手に閉まるはずのわが家の玄関ドアが、きちんと閉まらないのに気がついたのは、1か月ほど前のことだった。
なぜだろうとあちこち見ると、ドアの施錠部(というのか)の金属板が浮いていて、それが受け側に当たってきちんと閉まらないことがわかった。
とりあえずネジを締めたが、すぐに同じことがおこる。よく見るとそのネジは、ネジ穴の方のネジ山が減っていて、ネジの用をなしていなかった。

原因はわかったのだが、さて、どうしたものか。しばらく放っていたが、ついでの折りに近くのホビーショップで何かないかと物色したが、適当なものが見つからない。
仕方がないからそのまま放っていたが、閉まる時にドンと大きな音がするし、気にはなる。
「もう寿命やろか」
などと女房は言う。
ネジ1本で直るはずなのに、つけ替えるというのもたいそうだ。しかも、前の持ち主が凝っていてオートロックなので、付け替えるとしたら出費もそれなりだろう。

よーするに、ネジ穴をなんとかできればいいのだ。
そこで先日、もういちどその部分をよく見てみたら、ネジ山が完全になくなっているわけではなかった。少し大きめのネジがあれば止まるかもしれない。
で、似たようなネジがないかと探してみた。金属用のネジはなかったが、ちょうど同じくらいの木ネジを発見した。
金属板が止まりさえすればよいのだ、とその木ネジを使ってみたら、これがちょうどうまい具合にはまった。

というわけで、やっぱりネジ1本でドアが直った。修理費0円なり。