2002年9月3日(火) 天気 : 晴れ

FileMaker Pro5.5 MacOS X 版のページ指定印刷

仕事の進行から請求に至る管理はずっとFileMakerで行っている。Macを導入して以来そうしてきたから、このデータベースには約8年間のデータが入っていて、いつどんな仕事をしたかもすぐわかる。
この管理システムはオリジナルで作った。とりわけ請求書を発行する際に、前月の請求と入金のデータをひっぱってくるのにちょっと苦労したものだった。
そんなわけで、へぽいシステムだが愛着をもって使っている。

これまではずっと7100で使っていたが、デュアル1GHzのG4を入れたのを機に、FileMakerも5.5のMacOS X 版にアップして、MacOS X 10.2上で使い始めた。
データも新バージョンに変換して、特に大きな問題なく使っていたが、いざ請求書をプリントする段になって、思わず「アホか!」と叫んでしまった。

たとえば5ページ目だけプリントしようとして、ページ指定で開始と終了をそれぞれ5ページと指定してプリントすると、1〜4ページが空白で出てきた後に、やっと5ページ目をプリントするのだ。
これが個々のレコードを印刷するのであれば、オプションで「現在のレコード」を選べばまだなんとかなる。しかし集計ページとなると、余計なページが出てくるのだ。
ついでにレコードの場合も、ずらっとあるうちの一部をページ指定して印刷しようとすると、やっぱり同じ症状が出る。

先月はMacOS X 10.1.5上だったが、同じことがおこっていた。自分のデータの作り方の問題かと思って、チュートリアルデータなどでも試してみたが、同じ症状だった。
しかし他のアプリケーションでは正しく指定ページがプリントできる。ということは、FileMaker5.5の問題と思われる。

そこでサポートに聞いてみた。10.2では動作確認していない、とした上で、
「再インストールしてみてください。それでもダメな場合は、MacOS X 上でページ指定ができない可能性があります。MacOS9では大丈夫ですから、そちらからプリントしてください」
とのことだった。
さっそく再インストールしたが、やっぱり同じだった。
で、MacOS9.2.2の方にもClassic版をインストールして試してみたが、こちらは指定ページのみプリントされた。というか、これが当たり前。

なんというか、MacOS X ネイティブのアプリケーションが増えてきたとはいえ、まだまだいろいろ問題があるようだ。
とりあえず、新しい情報を待つとするか。