2002年10月16日(水) 天気 : 晴れ

ウイルススキャンサービス

加入しているプロバイダが8月に、メールのウイルススキャンサービスを始めたので利用している。
メールサーバを通るメールをチェックして、ウイルスを発見すれば駆除してくれるという。おかげで、それまでよく届いていたウイルスメールがすっかりなくなった。

もっとも、ウイルスメール自身がなくなったわけではないので、発見すればプロバイダでの処理結果を報告するメールが届く。
多くは「駆除出来ないウイルスの為、メール自身を削除しました」というものだが、いずれも差出人は見知らぬアドレスなので「そうですか。おおきに」と眺めているだけだ。

ところがそのなかで、同じアドレスから発信されたものが頻繁にある。今日も届いたが、最初は9月の初めだったから、もう1か月以上になる。いつも「W32.Klez.H@mm」に感染している模様だ。
しかしだ、何度も届くということは、そのアドレスの主は自分が感染していることを自覚していないことになる。なぜ?

不思議に思ってシマンテックをのぞいてみたら、このウイルス(ワーム)、アドレス帳などに登録されている他人のアドレスを「差出人」として感染メールを送信するらしい。その差出人が指摘をされて調べても、感染していないから検出もされない、という。
なるほど、そういう仕掛けだったか。

ということは、あちこちの感染マシンがその同じアドレスを騙っているわけ? よほど有名なアドレスなんやろか。