2002年10月19日(土) 天気 : くもり のち 雨

卒煙ハンドブック

「卒煙ハンドブック」(京都新聞出版センター刊)なる本をいただいた。よーするに、タバコをやめるための本。
くださったのは、娘たちの保育園時代のお母さん仲間のお医者さんで、女房が、
「これでタバコをやめられたら、いっしょに本を書きましょう」
というメッセージとともに、持って帰ってきた。

いや、仮にタバコをやめたとして、どんな本になるやろかと想像すると、申し訳ないがあまり魅力的なメッセージではない。
とはいえ、せっかくだから一読した。
そりゃね、毎年の健康診断では必ず「強く禁煙をすすめます」と書かれるし、久しぶりに会った友人からは「○年前にやめた」と言われることがよくある。
それに、吸わない方がワインも地酒も旨いし、体にもいいし、金もかからんし……。
だから何も反論できません、はい。

本の体験ルポの中に「一番捨てがたい1本は……」というくだりがあった。僕の場合は、考える時の1本。
というわけで、これを書きながら1本(おい!)。
で、「卒煙」のコツの中に、パソコンはタバコを呼ぶから勧めないとの記述あり。うーむ、それでは仕事にならん。

でも実は、そろそろやめてみるかな、と少し思っていたりする。そこに「これでやめましょう」と言われると、不思議とちょっとあまのじゃくになってしまう。
こんな時はむしろ「あなたは、タバコやめるの無理ですね」なんて言われると、ちょっと待て、やってやろうじゃないの、と思うかもしれない。