2002年11月11日(月) 天気 : 晴れ

W32.Brid.A@mm

プロバイダのウイルススキャンサービスから、発見したウイルスの処理報告メールが毎日のようにやってくる。
今日やってきた報告を見て、思わず「えっ」と声をあげた。
そこに書かれた送信者のメールアドレスが、このHPで公開している、まさに僕自身のアドレスだったからだ。

どうやらこれは、僕のアドレスが騙られたようだ。
報告によれば、感染していたのは「W32.Brid.A@mm」というワームだった。
ただしこれ、「W32.Klez.H@mm」のように、差出人に他人を騙るという明確な記述は見あたらないのが少々不可解なところではある。

それでもまずこれは、MacもUNIXも影響を受けない。そしてうちでは通常、MacOS X でメールの送受信をしている。
また、指摘されたアドレスは送信の際にウイルススキャンをしているサーバを通っていくので、もし感染していれば先にここでひっかかる。
むろんWindowsマシンも使用してはいるが、昨日も今日も起動していない。

こういう次第なので、ここ数日の間にもし僕のアドレスを送信元としたウイルスメールが届いても、その本当の発信者は僕ではない。
ヘッダを見て「Return-Path」に記載されているアドレスが、たぶん本当の感染者だとは思うのだが、このごろ幸か不幸かウイルスメールそのものを見る機会がなくなってしまったので、ちょっと確信はない。可能性としては、そこも書き換えられている可能性もあるし。
おそらく、僕のアドレスが二つ、アドレス帳か受信箱などに記録されている、Windowsをお使いのどなたかが感染したのではないかと思われる。

ちなみに、添付されていた感染ファイルは「6429」というファイル名だった。
僕には何のことかさっぱりわからないが、心当たりがある方は調べてみてくだされ。

ノースモーキング23日間。