2003年2月12日(水) 天気 : 晴れ

MacOS Xでラベルが使える「Labels X」

このコーナーで去年の8月、MacOS Xにラベルが復活してほしいと書いたら、ひとつのシェアウェアを紹介していただいた。それは、いわばウインドウ用のアプリケーションで、ラベルだけでなく他にもいろいろな機能がついていた。

確かに便利なのだが、僕にとって決定的に不満だったのは、フォルダ名やファイル名の変更やコピーがそのウインドウ上でできず、コマンド処理だったことだ。そんなアホなと思ったが、あっちを立てればこっちが立たずと、素人にはわからない都合がいろいろあるのだろう。
だが僕は、HTMLファイルの制作中にリンクファイル名をコピー&ペーストで使いたい。だから、せっかく紹介していただいたが、使いものにならなかった。

その後、「ラベルを復活して」とAppleに要望も出したりしていたが、このほどふとしたことで「Labels X」というシェアウェアを知った。英語版だが、さっそくダウンロードして試してみた。
以前に紹介されたものと決定的に違うのは、Finderで使えることだ。MacOS9以前と同じ感覚で操作できるので違和感もない。その上、リスト表示でラベル順のソートも可能だ。
まったく文句なしだが強いて言えば、ラベル操作はFinderのメニューではなく、コンテクストメニューで行うので、やや勝手が違うということくらいだ。

これでUS $10。さっそく登録した。カラフルになったFinderウインドウで、Web制作の作業がずいぶんやりやすくなった。とてもうれしい。