2003年2月17日(月) 天気 : 晴れ

プチ山歩き

楼門の滝外は春の陽気、とてもいい天気だ。
「こんな日は、仕事してないで外に行きたい」とアルファステーションのDJ嬢も言っている。
その一方で天気予報では、明日になるとまた不安定になるらしい。
仕事をしながら、ここ数日の段取りを頭にめぐらせた。よし、今日行こう! 今日しかない!
というわけで昼食もそこそこに、懸案になっていた山歩きに出かけた。

実は、去年の秋に山歩き記事の取材のために大文字山に登り、東山トレールコースを鹿ヶ谷に下りてきたが、その途中で出合った「俊寛の碑」「楼門の滝」の写真撮影に、暗かったこともあって失敗したのだった。
原稿はこれらを含めて書いたので写真はぜひ入れたいところだったし、現場も麓からそう遠くないので、できるだけ早く再撮影しようとは思っていた。
しかしなかなか日が取れなかったり、行こうと思ったら雨や雪が降ったりで、気がつけば3か月がたとうとしていたから、もう待ったなし。
だから今日の目的はこの再撮影だけ。まさに「プチ」がつく山歩きなのだ。

鹿ヶ谷から登るのはけっこうしんどかった。久しぶりの、しかも突然の山歩きで、息が切れた。
車を駐車し、哲学の道から登り口まで急勾配の舗装路を15分、めざす現場に着いたのはそこから山に入って15分後だった。3度目はなしにしたいので、撮影はいろいろ設定を変えて30分。下りるのは早くて、哲学の道まで15分強だった。

とにかくひとつ、肩の荷が下りた気分だ。
事務所に帰ってきたら、別の校正が返ってきた。どうやらグッドタイミングの判断だったようだ。