[えでぃっとはうすのときど記]

ラップトップアーマー(Laptop Armor)の実力

 ラップトップアーマー(Laptop Armor)と呼ばれるパソコン用のキャリアバッグ(アタッシュケース)を買ったのは、今年の初めだった。それまでのバッグがずいぶんくたびれてきたのと、ちょうどiBookを買った頃だったので、いいものがあれば買い換えようと思っていた。何かのカタログで見つけたそれは「3メートルの高さから落としても大丈夫」というし、iBookにもジャストフィットするというので気に入って、扱っているメーカーのサイトから直接ネット通販で買ったのだった。

 半年ほど使っている。確かに頑丈だ。実際に落として試す気にはならないが、車にでも当てようものならボディの方がへこみそうな感じなので、その点で不安はない。むしろ、周りに当てないようにと気をつかう。
 唯一の誤算は収納量だった。内側のポケットなどの写真を見てもけっこう収まりそうだったので思い切ったのだが、考えてみればハードケースなので、ポケットがたくさんあってもバッグの厚み以上のものは入らない。iBookだけを入れるのならいいが、実際にはマウスやケーブル、それにアダプタ類なども入れることになるわけで、それらを入れると少しの書類を入れても蓋がしまらなくなってしまうのだ。
 おかげで、このバック1個だけでは外出できない場合があるからちょっと困ってしまう。どうやらこれは、パソコンガード専用と割り切る方がいいみたいだ。

 そんなわけで、やっぱり実際に使ってみないと細かいところはわからないものだと思っていた先日、打ち合わせに出かけるべくバッグを肩にかけて事務所を出たところで、なんとバックが落ちてしまった。どうやらショルダーストラップが外れてしまったようだ。
 バッグは僕の踝に当たって道路に転がった。思いもよらない展開で、バッグはあちこちキズついた。それでも打ち合わせ先で、iBookは何事もなかったように起動し、用を済ませてくれた。つまりそれは、1メートルくらいだから低かったにせよ、このバッグの実力の証明だったわけだ。

 しかし釈然としないのは、なんでショルダーストラップが外れるねん、ということ。別にこわれたわけでもなさげだし、たまたま外れたみたいなのだ。これって、誰のせい?

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(記:2005/07/09)



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