[えでぃっとはうすのときど記]

給湯管破裂事件

 昨夜キッチンのあたりで、小さく「シュー」と音がしているのが気になった。これまではなかったように思うが、はて、何の音だろう。臭わないからガス漏れではなさそうだ。蛇口に耳を近づけてみると少し強く「シュー」と聞こえてくる。しかし、蛇口の締め忘れでもないようだ。よくわからないまま、夜も遅かったので寝てしまった。

 今日になって昼を過ぎても、やっぱり音がする。水道がかなり疑わしく、管内を水が流れている音のように思えるが、風呂もトイレも水漏れの様子はない。もしかして、寒さのためにどこかで水道管が破裂したのだろうか。
 水道のメーターを見てみた。回っている。元栓を締めてみた。音が止まった。やられた。配管のどこかで破裂があるようだ。しかし目に見えないところ。床や壁をめくらないと直せないのだろうか。

 その後、あちこち見ていて、どうやらお風呂用も兼ねる給湯器の近くで音が大きいので、給湯器への給水バルブを締めてみた。また音が止まった。
 ということは、このバルブまでの水道管は問題がなくて、これ以後の給湯器からお湯の蛇口に至る給湯管で漏れていると考えられる。そうなら、お湯は使えないものの、少なくとも水道は使えるから最悪の事態は免れる。不幸中の幸いだ。

 夕方、タウンページで調べて電話した水道屋さんがやってきた。このところの寒波で水道管が破裂するケースがよくあるそうで忙しいらしい。
 状況を見て、間違いなく給湯菅だろうという。直すには壁をめくらねばならず、場合によっては大工事になるらしい。だから、応急処置もできないという。

 ずいぶん古くもなっていたからこの際お風呂を丸ごと直そうかなどと相談しているところだが、いずれにしても、しばらくは給湯が使えない。
 田舎の大雪ばかり心配していたら、寒波にやられたのは京都のわが家の方だった。しかも、おそらくたった1か所の破裂が多大な出費を招こうとしている。なんてこった……。

(記:2006/01/08)



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