[えでぃっとはうすのときど記]

雨上がりの流れ橋

 なんとなく体が重いし、これでは仕事の能率も上がらない感じなので「エイ! 気分転換」と自転車に飛び乗った。取引先にCD-Rを放り込むついでに、流れ橋をめざしてみたのだ。
 流れ橋といえば、時代劇などでよく登場するからたぶん何度も見ているが、実物を見るのは初めてになる。ちょっとワクワク気分だった。

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 ところが、あと一歩で到着というところで夕立に見舞われた。第二京阪道のガード下で雨宿り。雷がかなり激しい。目の前で天と地が稲妻でつながるのを見るのは、あまり心地よいものではなかった。

 30〜40分くらい待っただろうか。雨はほとんど止んだが雷はまだ続いている。が、さっさと写真を撮って帰ろうと、ガード下を飛び出した。
 橋に到着してカメラを出そうとしていたら、また降り出した。あわてて堤防の東屋に飛び込んだ。同じように雨宿りをする人たちが数人。土砂降りだ。雨宿り場所としてはガード下の方がはるかによかったが、どうしようもなかった。

 ただ、念のためにと持って行った「mont-bell」のウインドブレーカーがよかった。汗もかいているし、風雨が強い中にいればかなり寒く感じるものだが、さすがに「GORE TEX」は風も雨もシャットアウトしてくれた。

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 やっと雨が止んだのは、最初に降り出してから1時間半ほどたった頃だった。各地で雨宿りしていた人たちが一斉に出てきたようで、次々と流れ橋を渡っていた。一応、自転車などは押して渡るようにとの看板があったが、地元の人たちには関係ないかのようだった。
 時間も遅かったので、僕もさっさと撮影して帰路についた。ゆっくり見るのは次の機会にしようと思う。
 結局、片道約1時間20分ほどで往復、走行距離は合わせて約50キロになっていた。さすがにくたびれた。

(記:2006/08/26)



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