やっとiPhone

　去年の秋、やっとiPhoneユーザになった。そろそろ半年ほどになる。ドコモがiPhoneを扱うようになったのを機に、モバイルWi-Fiルータと長年使った携帯をiPhone1台に統合したのだ。おかげで月々の費用を3,000円ほど安くすることができた。

　ケースは、去年買ったiPadと同じZENUSにした。ストラップは別だが、雰囲気が合うものをネットで探した。本当はiPadと同じブラックがよかったが、なかったので近いチョコレート。それでも、スピーカー部に穴があいていて閉じた状態で通話もできるし、けっこうお気に入りだ。

　モバイルルータとして使うための「テザリング（インターネット共有）」も快適だ。ほとんどの場合iPadをつなぐことになるが、Wi-FiよりもBluetooth接続の方が安定しているので、iPhone-iPad間はもっばらそれを使っている。

　そんなわけでiPhoneを買って以後、外の仕事にMacBook Proを持って行くことがほとんどなくなった。もちろん必要な場合は持って行くのだが、これまでも多くの場合、MacでしていたことはやっぱりメールチェックとWeb閲覧くらいだったからだ。おかげでとても身軽になった。

　振り返れば、Macファンだし基本新しもの好きな自分が、ドコモでiPhoneが使えなかった6年半ほどを辛抱できたのは、買っても結局は電話とメールくらいしか使わないだろう、と思っていたからだ。
　今回はそこにモバイルルータという役割と、それによって利用料を安くできることに意味を見出した。実際にもそれは大いに役立っている。

　とはいえ、せっかくのiPhoneを電話とモバイルルータだけにしてしまうのももったいないから、ぼちぼちと幅を広げていきたいと思う。

（記：2014/04/07）