[えでぃっとはうすのときど記]

ホームバーをめざしたい

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 ウイスキーを飲むようになって、自分の酒の飲み方が変わってきたように思う。一番の「進歩」は、ゆっくり飲めるようになってきたことだ。
 もともとガバガハ飲むほうだったが、さすがにウイスキーのストレートはそうはいかない。もちろん度数が高いからだが、実はそれ以上に、ほんの少しを舌に乗せるくらいの、「なめるように」飲むのが旨いから、その旨さを求めてゆっくりになってきたように思う。

 普段は仕事が終わってから、ショットグラスに1cmくらい。これをブラックチョコレートで飲むのがけっこう好きだ。「えっ? アテがチョコレート?」と笑われるが、バーでも「カカオの成分と合う」と聞く。ネット検索すればこんなページこんなページもある。
 反面、ビールや焼酎に弱くなったような気がする。正月の新年会の折には、久し振りに戻してしまった。

 さて、僕はこれまで基本的に醸造酒を飲んでいた。ビールはもちろん、日本酒にしてもワインにしても、いわゆる「気が抜ける」から、開ければできるだけ早く飲み切っていた。だから家で飲むウイスキーのボトルも、最初の頃は飲み切ってから次を買うパターンだった。
 でもウイスキーで「気」は抜けない。そうや、別に飲み切らなくてもいいやん、と気づいてから、1/3〜1/4くらい残して次を買うようになった。すると複数のボトルがたまっていく。それを気分に応じて飲む。そうすれば、小さなホームバーになるではないか。

 底のほうにあとワンショットくらいというものも含め、いまシングルモルトが5本になった(写真)。これをもう少し増やしていきたいと思う。

(記:2014/04/13)



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