京都は伏見だけでも20を超える酒蔵がある酒どころ。そんな京都府内の地酒を飲みながら、リアルタイムで綴るお酒の話。 おおむね月1更新。飲み手・書き手=小国文男
この純米吟醸「京祇園」は、先日いただいたお酒だ。京都のお酒、しかも僕の好きな純米吟醸酒をストライクでいただくのは、実はめずらしい。加えて、このところこの酒エッセーが滞っているのは要するに金欠なわけで、その意味でも非常にありがたい。せっかくなので、感想を書き留めておこうと思う。
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2月もまた油長さん企画の酒蔵見学に参加した。今回は神聖の山本本家だった。で、買って帰ったのがこの「京のこよい」だ。 このお酒は、「京のとき」と同じ「京の老舗酒蔵会(神聖、ふり袖、富翁、招徳、鶴正宗の5蔵で構成)」のオリジナル商品のひとつだ。
山本本家は「神聖」の銘柄で知られるが、僕などは同蔵が直営する居酒屋「鳥せい」と聞くと「ああ」と思い当たる口だ。また「源べエさんの鬼ころし」もこの蔵だと知ると、「へえ、そうだったんだ」と思ってしまう。残念ながらいずれも、飲んだり訪ねたことがなかった。
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